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  • 執筆者の写真BCB-JAPAN

釣れる装備の使い方Vol1

気が付けば久しぶりに午前様。


早く帰れば良いのですが、先週から少し思う事があり

この時間にPCに向かう。


先月から、時間が許す限り「水上」勤務をしている。


先週は、お客様からお誘いを頂きイシヅカマリン様からビジターで

おろさせて頂き、お客様のボートにセットした

HONDEX HE-773ⅢDiのテストを兼ねて、ビワマス釣行に。



物々しい装備になっていますが、琵琶湖で使うには珍しい、本気の全周囲ソナー。

「バスボートの中では360振動子と言ったり、ライブスコープなる物」もありますが

このHE-733ⅢDiは、本気のソナー。


魚群をリアルにとらえ、どの方向にその魚群がいるのか?

「どの方向〇〇m水深〇〇mに魚影」と言うのがはっきりと見える。


レイクトローリングには勿体ない装備ですが、お客様もそれなりに

勉強をされ、数釣行お使いになられたのですが、ピンと来ていない。


そこで、ボートのプロである私が呼ばれた訳で。



今回、同船したお客様のボート「シュガーレイマリン 140HH」

俗にいう「ハンマーヘッド」ですね。



エンジンはHONDA BF60A

トローリングコントロールシステムも搭載した、豪華装備のトローリングボート。


リアの左右に「CANNON」 ダウンリガーを装備。

この「CANNON」聞きなれないメーカーですが、実は

「MINNKOTA HUMMINBIRD」と同じ「ジョンソンアウトドア社」の製品


フロントにはレッドコアラインを巻いたレイクトローリングロッド用に

ロッドホルダーが左右に一台ずつ。


ビワマストローリングには、琵琶湖レギュレーションが有ります。


さて、ボートのプロと言っても、ソナーを使うのは実は初めて。

何となく、理解はしているが「ピン」とは来ていない中での出船。


野洲川河口から、お客様の息子様の操船で、一路北へ。

第三観測塔を目指すが・・・撤去され行方不明。

そこから、このソナーとの闘いが始まります。


沖合60mラインで何の目印も無い中、HE-733Ⅲを頼りに

ひたすら、モニターと睨めっこをしながら、魚を追う。


フロント側で捉えた、魚影を目指して流すとポロポロとHITが続く。

やはり、全周囲を見れる「武器」は偉大である。


ただ、レイクトローリングをされた方はご存じだと思いますが、

この手の釣りは、ボートの急旋回はご法度。

出来るだけ、先読みをして、どの水深のエリアに魚が濃いか?を見極める力が

結構、重要であったりします。


飽きない程度に釣った後は、少し東に逸れ、サイズUPを狙いに行きます。

東に流し40mラインに入るが、水が悪い。

こうなると、サイズアップどころか?「ウグイ」様が登場。

このエリアは見切り、再度50m~60mラインに戻し、ひたすら画面と睨めっこ。


それまでは、左右のダウンリガーは、ほぼ同じ水深を流していたが、「ピン」と来て

左右を水深10m差をつけて流す。

ソナーから見えてくる情報と、船長としての「勘・・・いや感じる力」


ようやく50cmクラスのビワマスが姿を見せてくれました。


この日はあくまで、店主は船長業で「主役」はお客様。

同じ流れで、良いサイズが連発します。

普段は、「操船に釣りに」忙しい釣り方なので、まったりと親子で

楽しい「釣り」を満喫頂けました。


何よりも、こう言う機会が無ければ、私達は「勉強」すら出来ない。


卓上で取説見ているだけでは、何も意味を成さない。


まだまだ、ソナーの使い方は不慣れですが琵琶湖と海で鍛えられた、「船長」としての

力の片鱗は見せられたかと・・・・


ただ、取り付けをしてお渡しするだけでは無く、釣れる使い方をお伝えするのが

本当のプロだと思う。


それ以上に「お客様の笑顔」を見る為に、必死に時間を惜しんで予習をして

実際に現場で応用する楽しみが、私たちの本来のあるべき姿だと思える。


「遊びの中で、相手に何を伝えられるのか?」

「己が苦しみを楽しみに変え、周りの人をいかに笑顔に出来るのか?」


それが楽しいから、ただ単にボート屋で終わる事なく、また「リアルビジネス」として

割り切る事も無く、これからも当社の理想に近づける様にこれからも継続していこうと

思っています。


「釣れる装備の使い方をお伝えして、初めてお客様に喜んで頂ける」


Bonds With Customers Who Own BassBoat.



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